光島貴之展 ─ side B

2020年10月30日(金)−11月15日(日)

※ この展覧会は終了しています。

 

Sawa-Tadori オープニング企画の第2弾として、光島貴之による個展をおこないます。今回の〈side B〉では、2012年以降の「触覚コラージュ」、そして2018年より新たに取り組む「釘」のシリーズを展開します。布やプラスチックなど、手でふれて感じられる素材どうしの出会いを楽しむ「触覚コラージュ」。あえて均質な手ざわりの素材を並べることで、鑑賞者から新たな触覚の可能性を引き出す「釘」。「さわる絵画」を経た光島が触覚へのこだわりをさらに深めていくプロセスを、これらの作品群を通してご体感いただけます。

 

〈作家プロフィール〉

1954年京都生まれ、在住。10歳頃に失明。大谷大学文学部哲学科を卒業後、鍼灸院開業。鍼灸を生業としながら、1995年より製図用ラインテープとカッティングシートを用いた「さわる絵画」の制作をはじめ、近年では「触覚コラージュ」や「釘」といった新たな手法を探求している。

美術家・光島貴之 ウェブサイト

2020年11月3日(火)

〈関連企画 ①〉トーク&カフェ

トーク&カフェ

※ このイベントは終了しています。

 

「触覚コラージュ」や「釘」のシリーズを制作するに至った経緯、制作の手法など、展示作品の解説も交えながらお話しします。

 

 登壇者:光島貴之(美術家)、長谷川里江(生きる楽しみ研究所)

 

◆ 長谷川 里江

見る人。考える人。人が集まる場づくりをなりわいとする会社で、企画を担当する会社員。兵庫生まれ。大阪勤務。京都在住。そろそろ地に足をつけて「生きる」ことの面白さ、楽しさを採集したいと、独り研究所の活動を始めたばかりです。対話はそのための第一歩。ぜひ、ご一緒に。

出張カフェ Muelek

※ このイベントは終了しています。

 

トークイベントの当日は、タイのフェアトレードコーヒーを扱う Muelek(ムーレック)さんによる出張カフェの出店を予定しています。トークを聴きながら、また和室でもごゆっくりお楽しみいただけます。

  • メニュー:コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、お菓子

Muelek 公式Webサイト

2020年11月14日(土)

〈関連企画 ②〉パフォーマンス&ライブペインティング

※ このイベントは終了しています。

 

動く・たどる・描く・対話する。それらをつなぐひとつの線。ライブペインティングとパフォーマンスをお楽しみください。

 

出演者:光島貴之(美術家)、黒子沙菜恵(踊る人)

 

◆ 黒子 沙菜恵

踊る人。介助者。時々ダンスナビゲーター。京都在住。N.Y.にダンス留学をしたり、踊り始めて早30年!!近年はソロ活動をベースに、他ジャンルの作家と共に舞台作品や即興の場を生み出している。Dance&Peopleや子ども達や滋賀のやまびこのみんなやそれぞれのダンスワークショップも私をダンスに繋ぎ止めてくれている。多くの出会いの中、変わる環境、変わる身体、変われない自分。ただこのようにしか居られない存在を感じながら、「生きながらのダンス」を探している。

 

主催:アトリエみつしま