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モザイクは、タイル・ガラス・石などの小片をつなげて作るアートです。本展では、外村まゆみと京都府立盲学校の生徒、ボランティアにより制作されたモザイク作品と、モザイクにインスピレーションを得て制作された全盲の美術家・光島貴之による足裏で感じる新作、そして、各作品の制作プロセスをパネル展示にてご覧いただけます。
「見えない/見えにくい人」と「見える人」により制作されたこれらの作品展示や関連企画が、社会生活のさまざまな場面における「協働」の手がかりとなれば幸いです。
〈作家プロフィール〉
◆ 光島 貴之
1954年京都生まれ、在住。10歳頃に失明。大谷大学文学部哲学科を卒業後、鍼灸院開業。鍼灸を生業としながら、1995年より「さわる絵画」の制作を始め、触覚に注目したさまざまな作品制作を行う。2021年「光島貴之展 でこ・ぼこ・ながの」(長野県立美術館)ほか。
◆ 外村 まゆみ
織物業を営む両親のもと京都に生まれ育つ。京都精華大学美術学部立体造形科卒業。イタリア、ラヴェンナでモザイク古典技法を学ぶ。モザイク作品を制作するとともに、ジャンルの枠を超えた創作活動を行う。京都、北山にてモザイク工房マルモザイコ主宰。
〈関連企画① トークイベント〉
2月27日(日)14:00−16:00 会場:アトリエみつしま
テーマ:「視覚に障害のある人と協働するということ」
登壇者:光島貴之、外村まゆみ、池上恵一(マッサージ芸術家)
〈関連企画② 制作ワークショップ〉
3月6日(日)15:00−17:00 会場:北いきいき市民活動センター・会議室2
内容:モザイクで実際に作品を制作します。
講師:外村まゆみ(マルモザイコ主宰)